寒い写真館 f(^^;)
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第15回 『懐かしの佐渡号で新潟へ』

12月21日に運転されたイベント列車、急行懐かしの佐渡号に乗って新潟へ行ってまいりました。

鴬谷
鴬谷駅

京浜東北線で上野へ向かう。しかし丁度鴬谷へいけば「懐かしの佐渡」の回送列車を撮れる時間だった為、 一旦鴬谷へ向かう。金失がいっぱい居た(^^;

鰤
上野駅で買った「ぶりのすし」

上野に戻り、連絡通路の売店で富山の名物駅弁『ぶりのすし』を買う。すでに川崎駅で崎陽軒のチャーハン弁当(以前の「やきめし」 のリニューアル版)を買っていたので保存用にする。(ぶりのすしは結構日持ちする、また寝かせた方がおいしい^^;)

上野
上野駅

上野駅13番ホームに降りるとそこは金失分大爆発!!人が多すぎてオハナシにならないので1枚だけ撮ってさっさと車内へ。 車内で今回の指定券を押さえてくれた(ム)さんと合流。9時30分スーパーひたちと並走しながら上野を出発。 この列車は全席座席指定だったものの、大宮発車時点でも空席がちらほら。 かくいう私たちのボックスも進行方向前向き側の2人が一向に来ないので2人で1ボックス占領してしまった。(^^;;;
しかし、先日の碓氷峠関連のイベント列車でもそうだったのだが、 指定席は完売しているのに走ってみたら空席だらけという例があまりにも多すぎる。 わざわざひと月前に必死に席を確保するのが馬鹿らしくなってくる。

渋川駅
渋川到着

渋川で2分停車。96は大宮からの距離。今までの停車駅は皆30秒〜1分しか止まらなかった為、やっとホームで一息入れられる。 私は先頭の9号車に乗っていた為ここで余裕の写真撮影。

渋川
渋川2分停車で即席撮影会(^^;

高崎、上越沿線には結構な数の撮影金失が集まっていたものの、 私は9月の碓氷フィーバーや10月のEF62団臨の騒ぎを目の当たりにしていたのであまり驚かなくなっていた。(^^; 昨日も上り列車で運転したためそっちとうまく別れてくれたのだと思う。

水上
水上駅。クハ165-1

水上到着。5分停車の合間に一番後ろの1号車クハ165-1を見に行く。 後に作られた165系がどんどん廃車になったにも関わらず奇跡的に生き残っていたトップナンバー編成。 しかし製造後30数年経ってしまった事もありこのトップナンバー編成は今日の運転で引退となる。 まだ暫く生き残る前6両と比べると相当くたびれてしまっている。

サボ
サボもきちんと保管されていたようです

水上を出ると下り列車の為、新清水トンネルに突入する。上り列車は短い清水トンネルを経由し、トンネルの外の土合駅近辺や湯桧曽(ゆびそ)駅付近のループ線など、 車窓の見所が多いのだが、こちらはひたすらトンネル。各駅停車ならば途中の土合駅がトンネルの奥深くにあり面白いのだが、 急行列車は通過するのみ。ちょっと面白くない。
新清水トンネルを抜けると雪が降っていた。川端康成の「雪国」のようだが今日は全然積もっていない。 昨日の上り「懐かしの佐渡」に乗った(ム)さんの話では昨日は更に雪が少なかったといい、上に見えるスキー場にも雪は全然積もっていなかった。 先日総武線の車掌が「ガーラ湯沢スキー場がオープンしました」と宣伝していたが、まだ降雪機を使って無理矢理滑れるした程度のようである。

越後湯沢
越後湯沢6分停車。(この構図ばっか^^;;;)

越後湯沢に到着。ホームには温泉の湧き出るミニ噴水があり客がみんな、触る→アチィ!と叫ぶを繰り返している。(私も同じ事をやった^^;) 改札前へ上がるといろんな種類の駅弁を売っている。今年からこの駅は北陸方面への乗換駅となった為在来線ホームでも沢山の種類を売るようになったのだろう。 鮭フレークの丼物の駅弁を買って車内に戻る。ぶりはもう少し寝かせる事にしよう。

新潟
新潟駅に到着。485-1500と並ぶ

越後湯沢発車後早速駅弁の封を開ける。「お料理付き鮭茶風弁当」という名前で(なぜか長岡の駅弁^^;) パッケージには「お湯を入れなくてもおいしく召し上がれます」と書いてある。 丁度350ml缶のHOT緑茶を買っていたので物は試しと熱〜いお茶を注いで食べてみる。が、

ぬるい(T_T)

いくらお茶が熱くてもごはんはすっかり冷めていた為、ごはんに冷たいお茶をかけたのと同じ状態になってしまった。 元々鮭の味付けが茶漬け用に濃くなっていたので薄味にはならずに済んだがすごく虚しかった。(T_T)

人
ご覧の人出です^^;

途中、三条(運転停車)で特急の通過待ちをしたりしながら新潟に到着。
新潟駅もなかなかの人出でした。

街頭TV
「有馬記念」を見る人々

今日は競馬の「有馬記念」の開催日。新幹線コンコースの待合所のテレビはご覧の通り。(^^;)
新潟到着後、(ム)さんはリブレットをグレ電(ISDN電話)につないで「駅で>(レス)」 私はオレカの買いすぎで懐具合が怪しくなったので「駅でV」(^^;)
その後は下り「白鳥」で青森へ向かう(ム)さんを見送った後駅前のホテルにチェックイン。 荷物を置いた後、新潟交通の乗り潰し(夜なので景色は見えないけど^^;)をするつもりだったのだが、 ベッドでちょっと横になったら........そのまま寝てしまった。(^^;;;;;;

五泉
五泉駅

翌朝、新潟交通を棄てた甲斐もあってか(^^;)すんなりと朝早く目覚める。 今日は予定通り、早朝の蒲原鉄道に乗りに行く事にする。
実は今回、時刻表を持たずに旅行したのだが、新潟駅に行くと丁度10分後に磐越西線の列車が出るところ。 更に五泉からの蒲原鉄道ではお目当ての2両編成の列車(学校のある日に1往復しかしない貴重な存在)に運良くあたる事が出来た。(^^)

クハ10
珍車・蒲原鉄道クハ10

この2両編成の列車に連結されている「クハ10」という車両、かつては全国各地に走っていた国鉄キハ04の最期の生き残りという事から、 大変貴重な存在です。しかも元は気動車だった車両がエンジンを外されて電車の制御車(モーターは積まずに運転の制御だけする車) として生き残る変わりダネでもあります。車内に入るとクロスシートが並んでいるのですが、このサイズが非常に小さく、 (何せ戦前の日本人の体格にあわせている)大人1.5人分くらいの幅しかありません。(^^;)

車内はローカル私鉄のお約束、通学の高校生とお年寄りと金失以外乗っていません。(^^;) 女子高生が大声で喋り捲るのはどこも同じなのですが、ココの男子生徒(なぜか数人しか乗っていない) が皆腐ったミカン(^^;)のような顔でうなだれているのはどういうことなのか。まさか男子生徒の数が少なすぎて学校でいじめられているのか? 社会に出ると「まわりを女子高生に囲まれた生活」なんてなかなかできないんだからもっと楽しみなさいって。(なんか違うと思う^^;)
村松からはバスで加茂まで出ても良かったのだが、(10数年前に廃止になった蒲原鉄道本来のルート)また五泉へ戻ることにする。 帰りは1両編成のワンマンカーでした。

五泉の接続は良かったものの、新津と長岡での接続が悪くそれぞれ30分以上待たされる。 長岡では昼になったので街のランチサービスの店で昼食とする。
越後湯沢
越後湯沢駅

長岡から乗った越後湯沢行は高校生で満員。結構ツブが揃っている。(何の?^^;) こちらは男子生徒もそこそこ乗っている。途中、今日が終業式だったという安心感もあったのか窓を開けて騒ぎ出すグループが出てくる。 困ったものだがそれでも朝の「腐ったミカン状態」なんかよりは数段マシであろう。(^^;

越後湯沢が近づいても付近の山は昨日同様雪はほとんど積もっていない。越後湯沢で降りても新幹線乗り場も駅前もガーラ(^^;)ガラ。 バス停には「雪不足の為運行休止中」の張り紙が.........
駅の構内にある温泉「プラトー湯沢」に行っても良かったのだが、今回は1時間しか時間がなかった為、駅前の公衆浴場「江神温泉浴場」 に行くことにする。「プラトー湯沢」は酒風呂やレストラン、越後の地酒の利き酒コーナーなどもあるので、 そのうち半日くらい使ってゆっくりしていこうと思う。

江神温泉浴場
駅前の江神温泉浴場で入浴

越後湯沢からは清水トンネルとループ線経由の旧ルートを辿る。やはり新しい下り線よりこちらの方が車窓風景は数段上である。 その後は水上、高崎、上野と寄り道もせずに鶴見へ直行。このあたりは今年は横軽の行き帰りにさんざん乗ったのでもう飽きてしまいました。(^^;

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